2006年度 HYCポイントレース成績表


 去る416日(日)HYCポイントレース第3戦が浜名湖遊走区域内で行なわれました。

 本州付近を弱い低気圧が3個接近して通過する不安定な天候で、朝方は雨でしたがレース開始時刻には止みました。  スタート予定時刻の15分前には恒例となった安全祈願が行われましたが、その時点で引かれたコースは西の順風前提でした。  ところがいざスタート、という頃になって風が止まり、風向は南に。  スタート海面付近でディンギーが練習していたこともあり、スタートを延期して南の微風に合わせたコースに引き直し。  27分遅れでスタートしましたが風は南のまま微風状態が30分程続きました。  その後吹き出した風は110度変わって西風となり、マークの数が多いのと距離が近いのとで移動もままならず、アビームが多くて上マークへスピンランするという変則レースとなってしまいました。

 トリム勝負というよりはハルスピード勝負になってしまいましたが、抜きつ抜かれつの光景がそこかしこで見られ、これはこれで面白い展開だったようです。  風向が微妙でスピンを揚げようか迷った艇も多かったようですが、スピンを揚げると大抵は遅くなっていました。  SOMEDAYがジブをトラブりつつもトップでフィニッシュ、修正でも35秒差で1位となり、新しい艇の門出を飾りました。

 参加された各艇のみなさん、運営艇のアリシアのみなさんお疲れさまでした。

本レースに関してルール上の問題がレース委員会により審議されました。
審議
をレース結果の後に掲載しましたのでご覧ください。


3レース

416

運営艇

:アリシア

スタート

11:27:00

天候

:雨のち晴れ

風向・風速

:西南西・4m/sec

参加

10

 

着順

艇名

艇種

フィニッシュ

TCF

所要時間

修正時間

修正順位

1

SOMEDAY

YA-31S

12:40:22

0.775

4402

3411.55

1

5

モーニング

YA-30SU

12:44:07

0.745

4627

3447.12

2

2

ミントブリーズ

YA-31S

12:41:16

0.775

4456

3453.40

3

3

ラ・メール

J-29

12:42:11

0.770

4511

3473.47

4

4

フルボ

YA-34S

12:43:55

0.770

4615

3553.55

5

9

じゃじゃ丸

YA-23

12:52:13

0.700

5113

3579.10

6

8

ウィンドU

YA-30S

12:50:06

0.720

4986

3589.92

7

7

ミストレス

N/M-950

12:47:06

0.775

4806

3724.65

8

10

春陽

YA-25ML

12:56:12

0.697

5352

3730.34

9

6

オリーブ

YA-31F

12:46:28

0.790

4768

3766.72

10

 

 
2006年第3レースにおけるフィニッシュについて
 
                        2006/4/28レース部会理事 飯尾 輝夫
 
 
状況
1 当該レース帆走指示書には、本部艇を右に見てフィニッシュラインを
  横切る様に帆走ラインが指示されていた。
 
2 風向が振れたことで本部艇は、最後のマークからフィニッシュラインを見た時、
  最後のマークから本部艇までの見通し線よりアウターサイドマークがやや
  右手で遠い位置になる様にフィニッシュラインを設置した。
  風向は最後のマークから本部艇を見たとき、右後方より吹いていた。
 
3 レース艇は最後のマークからフィニッシュライン対して、フィニッシュラインに
  ほぼ平行なコースで接近することになった。
 
4 着順1位のSOMEDAYは本部艇からの指示により、本部艇を廻り込んで本部艇を
  右に見てフィニッシュラインを横切った。
  ミントブリーズは他艇よりも高い位置からフィニッシュラインに近づき本部艇を
  左に見たコースでフィニッシュラインを横切った。その後ミントブリーズは回頭した。
  本部艇はミントブリーズが本部艇を右に見てフィニッシュラインにタッチしたと
  認めた時点でホーンを鳴らし計時した。
  本部艇がホーンを鳴らした後ミントブリーズはフィニッシュ・ラインを完全に横切る
  事無くフィニッシュ・ラインから離れて行った。
 
5 他の後続艇は、SOMEDAYのフィニッシュ方法と同様に、本部艇を
  廻り込み、本部艇を右に見てフィニッシュラインを横切った。
 
6 レース終了後、ミントブリーズは正式にフィニッシュをしていないのではないのか?
  との意見がレース部会に寄せられた。
  レース部会は、本部艇から状況説明を受け審議した。
 
 
2002年度HYC競技規則において
1. 適用規則
  20012004年度国際セーリング競技規則、2002年度HYC競技規則及び
  当該レース帆走指示書による。規則優先度は、先の逆とする。
 
3. 帆走すべきコース及びマーク
  当該レース帆走指示書参照のこと。
 
6. フィニッシュライン
  本部艇のメインマストとアウターサイドマークを結ぶ線とし、
  最終マークの方向からラインを横切るものとする。
 
 
セーリング競技規則
28 コースの帆走
  この項に次の記述がある
 
  フィニッシュした後は、艇はフィニッシュ・ラインを
  完全に横切る必要はない。
 
 
裁定
  以上の状況と競技規則 6.フィニッシュライン の文面を照らし合わせると、
  ミントブリーズの取ったフィニッシュ方法が唯一正しいフィニッシュ方法であった。
  他艇は正しいフィニッシュをしていない。
 
  ただし、本部艇からの指示により、間違ったフィニッシュをした艇は、救済されるべき
  である。
 
 
以上により、2006年第3レース参加全艇のフィニッシュを認め、フィニッシュ時間は
本部艇が計時した時間とし、着順、修正順位の変更は行わないものとする。

更新:2006.05.02